遺産分割協議書

相続人が認知症(痴呆、ボケ)になっている!

遺言がなければ相続人全員で遺産分割協議をして遺産分割協議書を作成し、遺産をそれぞれに分配します。この話し合いには相続人全員がそろわないと成立しません。つまり、ある相続人が認知症(痴呆、ボケ)や知的障害者等だと分割協議を進めることができないということになります。何故なら、これらの病気の相続人には意思能力がないからです。これらの意思無能力者のした法律行為(遺産分割協議など)は無効だからです。

そこで、これらの病気の人については、家庭裁判所の後見開始の審判の申立をし、成年被後見人とし、成年後見人という保護者を付けます。そして、成年後見人が成年被後見人(病気の人)を代理して遺産分割協議に参加することになります。ただし、成年後見人は成年被後見人にとって不利な協議はできないので、法定相続分に相当する財産は確保する必要があります。その結果まとまった遺産分割協議でもって、不動産の名義変更や預貯金の払い戻しが可能になります。

認知症に関連して、よく聞く話があります。認知症の親と同居している子供が親の預貯金を勝手に引き出して使い込んだという事例です。同居していない他の子供(推定相続人)にとっては心配になることです。これを未然に防ぐには、認知症の親を成年被後見人として、成年後見人を付け、更に後見監督人を付けることです。この後見監督人が成年後見人の行動をチェックしてくれるからです。詳しくは家庭裁判所や司法書士、行政書士などの専門家にご相談ください。

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