遺言書

遺言書が見つからない!

被相続人が生前、「遺言書は書いたから」と言ってはいたが、急死したためどこに置いてあるかが分からない。これが自筆証書遺言であれば、現物が出てこなければどうすることもできません。もしかしたら、別の相続人が先に見つけて、自分に不利な遺言書だったので破棄してしまったのかも知れません。破棄したことが判明すれば、その相続人は相続できなくなります。しかし、破棄したことを証明することは容易ではないでしょう。

もしこれが、平成元年以降に作成された遺言公正証書であれば何も問題ありません。公正証書で作成されたことが分かっていれば、遺言者が死亡したことと相続人であることを証明して、公証役場から遺言書のコピー(謄本)を再発行してもらうことができます。また、遺言書を作成したかも分からない場合は、作成していないかどうか、全国レベルで調査をしてくれます。どちらも遺言者が死亡した後にすることができます。

このような、遺言書紛失の予防策としては次のことなどが有効です。

(1) 自筆証書遺言は避けて遺言公正証書を利用する。
(2) 遺言執行者を専門家(弁護士や行政書士など)に依頼し、遺言書の正本を預けておく。
(3) 相続人の何れかに遺言書を預けておくか、保管場所又は保管先(遺言執行者)を知らせておく。

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